WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(26=米国/帝拳)が怒濤(どとう)の21連打で3度目の防衛に成功した。同級1位ファン・カルロス・カマチョ(28=プエルトリコ)の挑戦を受け、2回2分36秒、TKO勝利を収めた。ボディー攻撃を軸にじわじわと追い詰めると、2回にロープ際に追い詰め、怒濤(どとう)の21連打。右ストレート、右アッパー、左右の連打とラッシュをかけて挑戦者を戦意喪失させ、レフェリーストップとなった。
25年3月、元世界2階級制覇王者京口紘人に判定勝利して以来、約5カ月ぶりのリング。22年以来の米国リングで、自身初となる米国での世界戦だった。オラスクアガは「右をヒットさせて相手にダメージを与えたのがわかった。アッパーカットを放ち、それから連打を出した、相手はダメージを負い、それで終わった」と振り返った。
これで5連勝となる。ターゲットは今年7月、寺地拳四朗(BMB)を下して新たなにWBA、WBC世界同級王者となったリカルド・サンドバル(26=米国)となる。オラスクアガは「統一したいんだ。ハングリー精神がすごい。ベルトなんて関係無いという人もいるが、ベルトこそが大事なんだ。俺はそれを証明したんだ」と強調。サンドバルとの3団体王座統一戦の実現を期待していた。
このオラスクアガ-カマチョ戦は100年以上の歴史と権威のある米老舗専門誌「ザ・リング」によるボクシング興行「The Underdog」で組まれた。ザ・リングのオーナーはサウジアラビア総合娯楽庁トゥルキ・アラルシク長官(44)が務めている。

