日本スーパーウエルター級王座決定戦で、タイトル初挑戦の同級2位神風藍(31=RK蒲田)が新王者となった。2度目の王座挑戦となった同級1位玉山将弥(32=帝拳)と拳を交え、2-0(95-95、96-94×2)の判定勝利を収めた。序盤から手数多く攻め続け、接近戦から激しく撃ち合う展開を制した。

判定結果を耳にすると両手を高く上げ、うれし涙を流して喜びを爆発させた神風は「もう素直にうれしい。玉山選手も同年代ですし、懸けてくると思っていた。それを打ち負かすつもりでやった。やはり自分の心の弱さが出て競り合いになった。まだまだボクサーとして技術、精神もまだまだ甘々だった」と反省することも忘れなかった。

平成国際大ボクシング部で全日本選手権制覇などアマチュア経験豊富。好戦的な打ち合いが魅力ながらも過去2度、ミドル級で日本挑戦者決定戦に敗退。今回は1階級下げて念願のタイトル挑戦のチャンスを得ていた。神風は「自分は特別な才能がないですけど、1つのことをコツコツとまじめにやっていれば良いこともある」と満面の笑みを浮かべた。

同王座は10月に豊嶋亮太(帝拳)がタイトル返上。空位となったことで、挑戦者決定戦だった同カードが王座決定戦に変更されていた。