コンテンツエリア



メインコンテンツ

第10回大相撲総選挙

担当記者が大予想

出でよ、個性派幕内力士たち/渡辺記者

照ノ富士を突き落としで破る貴景勝(夏場所千秋楽)照ノ富士を突き落としで破る貴景勝(夏場所千秋楽)
1位 貴景勝 6位 隆の勝
2位 照ノ富士 7位 明生
3位 遠藤 8位 大栄翔
4位 高安 9位 白鵬
5位 若隆景 10位 朝乃山

悩ましいところだ。稀勢の里(現荒磯親方)が絶対王者だった数年前は、それでも多士済々の力士が居並ぶ中、上位10人を選ぶのも難航した。今回はどうか。10人を選ぶのに5分もかからなかった(当たるか外れるか分からないけど…)。出でよ、高め安定の実力、個性派幕内力士たち―。

とボヤキ節はここまでにして、選んだ10人のランキングは少し頭を悩ませた。そんな中、やはり直近の夏場所で好成績を収め、番付上位という、これまでの総選挙結果の傾向から貴景勝を1位と読んだ。本場所で毎日発表される「敢闘精神あふれる力士」投票で貴景勝は今年、通算24勝しているが実に22回も3傑入りしている。隆の勝も22勝で15回のランク入り。十両では貴源治、貴健斗のランクインが多い。そう、常盤山部屋の熱心なファンがネット投票を推し進めているとの読みだ。優勝した照ノ富士も奇跡の復帰、綱とり、この1年の強さと、1位にふさわしい要因は貴景勝を上回るが、ここは時代を反映した「ネット投票」で貴景勝を推した。

3位は遠藤。夏場所で、この両大関を破り久しぶりに存在感を示した。かつては稀勢の里と王者を競うも、ここ数年は5位前後が定位置だったが、夏場所の活躍は大きい。4位は復活劇に期待がかかる大関とりの高安。5~8位は期待の新星を並べた。これが総選挙最後になるかもしれない白鵬には、これまでの貢献を評価してランクイン。ガイドライン違反の朝乃山には、出直しに期待を込め署名活動までしたファンの心理も働き、ベスト10には何とか入るとみた。甘いか…。【渡辺佳彦】

担当記者予想トップ >>




相撲・格闘技

【ボクシング】武居由樹「早いラウンドでバチッと倒…
【ボクシング】武居由樹「早いラウンドでバチッと倒… [記事へ]





右カラム