大相撲の関脇豊ノ島(32=時津風)が20日、春巡業最後の地、富山市を沸かせた。
幕内取組の小結栃煌山(29=春日野)戦で登場すると、客席から「豊ノ島~~~」と応援の声が飛ぶ。すると最後の仕切りで、見覚えのある動きを見せた。塩を握りしめたまま体を大きく後ろに反る、大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)の代名詞「琴バウアー」を披露した。
「お客さんも寂しいだろうし、『ワ~』ってなることをしてあげたいなと思っていた。俺と琴奨菊が仲がいいって知ってもらえてるみたいだし、誰かがやるなら自分しかいないでしょう」。
これにはファンからも大歓声で、取組でも寄り切りで勝利。大きな拍手と一緒に「ありがとう~!」と感謝の声援も受けた。インフルエンザで17日の埼玉・川口市巡業から休場している親友の“代役”を務めあげた。

