小さな大横綱が天国に旅立った。大相撲の元横綱千代の富士の九重親方(本名・秋元貢)が7月31日午後5時11分、膵臓(すいぞう)がんのため、東京・文京区内の病院で死去した。61歳だった。

 現役時代はお茶の間の相撲ファンをくぎ付けにした。NHKが81年1月25日に中継した千代の富士が北の湖を破って初優勝した初場所千秋楽の平均視聴率は52・2%(ビデオリサーチ調べ)。大相撲の平均視聴率としては歴代トップ。瞬間最高では65・3%を記録した。84年の九州場所で10回目の優勝を果たした11月23日の放送も38・9%を記録している。