大相撲の秋場所(10日初日、東京・両国国技館)で懸かる懸賞本数について、日本相撲協会の担当者は8日時点で2064本に上ることを明かした。

 白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱の休場によって当初から200本ほど減りはしたものの、2153本と史上初めて2000本を超えた今年夏場所に続く勢い。取りやめた企業はあるものの、ほかの力士への「掛け替え」や、幅広い力士への分散が増えたことが要因だという。

 新規の申し込みは、菓子メーカーの「湖池屋」や、大手玩具メーカー「タカラトミー」など9件。個人への指定懸賞では、稀勢の里の休場による掛け替えで大関高安がトップとなり、大関豪栄道と、平幕の人気力士の宇良が続いている。