日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開いて暴力問題の再発防止検討委員会の設置を決め、委員として宇津木妙子氏(ソフトボール元女子日本代表監督)近石康宏氏(全日本柔道連盟副会長)ら4人を発表した。委員長は但木敬一氏(元検事総長)で、剣道の中田■士範士8段も委員に名を連ねた。

 相撲協会は同委員会に元横綱日馬富士関による暴行問題の原因考察や、過去にさかのぼって角界の暴力の実情を把握すること、再発防止策の提言などを委嘱した。

 八角理事長(元横綱北勝海)によると4月下旬か5月上旬に中間報告を行い、7月末までに再発防止策の骨子を固め、10月末までに最終報告書をまとめる。

 再発防止検討委員会の協会協力員には鏡山理事(元関脇多賀竜)を代表者として計7人の親方が就いた。

※■は王ヘンに秀