京都府舞鶴市で4日に行われた大相撲春巡業の土俵上であいさつをしていた多々見良三市長(67)が倒れた際、救命処置を施した女性が土俵から下りるよう場内放送で促された問題で、舞鶴市は5日、市長はくも膜下出血で、手術を行ったと明らかにした。命には別条ないという。

 市によると、病院搬送後に精密検査をして診断された。手術後、容体は安定しているが、約1カ月の入院が必要という。市は6日から副市長を職務代理者とすることを決めた。担当者は「救助していただいた方には感謝している」と話した。