鶴竜が新三役の小結遠藤の挑戦を退け、初の2場所連続優勝へ好発進した。突きの応酬から、相手が前のめりになったところを見逃さず、引き落とした。遠藤には、巡業や今場所前の稽古でも圧倒。力の差を見せつけた格好となった。

 1月の初場所から痛めている右手の指はまだ痛むが「立ち合いで相手に押されないようにした。自分の相撲に集中できた」と、冷静に振り返っていた。