秋田県大館市出身の東幕下51枚目佐々木山(27=木瀬)が、インフルエンザによる不戦敗、休場から3連勝を果たした。

東幕下46枚目玄界鵬(30=大嶽)との一番。左四つから上手投げで土俵際に追い込み、正対した相手を寄り切った。4番相撲から復帰して、勝ち越しに王手。

「やっとここまできた。リラックスして臨めたと思う」と笑顔を見せた。同郷の大先輩、十両豪風(39=尾車)の引退に「まだ強いのに、なんで…」と惜しんだ。「普段から『期待してるぞ』と言われていたので、それに応えたい」と関取昇進へ、名乗りを上げた。