大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が12日、報道陣の電話取材に応じ、大関の自覚を見せた。秋場所(東京・両国国技館)初日前日のこの日は、両国国技館で土俵祭りが行われたが、新型コロナウイルス感染防止のため参加せず。電話取材で「自分ができることを精いっぱいやってきた」と調整に悔いはなさそうだった。

白鵬と鶴竜の両横綱が休場となったため「番付最上位が両大関なので自分たちが一生懸命やって結果を残していないといけないと思った」と大関の自覚を口にした。

初日は7月場所で優勝した東前頭筆頭の照ノ富士と対戦する。17年名古屋場所以来の対戦となるが「自分が目指す相撲を取っていきたい。15日間どこかでやるんだから、初日も何日も関係ないです」と言葉に力を込めた。