日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は初場所9日目の18日、九重部屋で新たに師匠の九重親方(元大関千代大海)と幕下以下の力士4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。力士4人は19日から入院し、九重親方は当面、入院しないという。

九重部屋では初場所直前のPCR検査で幕内の千代翔馬、十両千代鳳ら4人の力士の感染が判明。師匠や力士は初場所全休の措置となっていた。

ほかに力士4人、行司1人の検査結果を待っているという。芝田山広報部長は「(今回の陽性者は)前回とは違う人。陽性者の出た部屋を部屋単位でロックアウトという形をとり、全員を全休としたことは対応としては良かった」と話した。