大関復帰を狙う関脇照ノ富士が、平幕の明生を下して4連勝した。
西前頭4枚目妙義龍も、平幕の玉鷲を下して4連勝とした。3日目に黒星を喫した大関貴景勝は、平幕の宝富士を下して連敗は許さなかった。
4日目の取組模様を写真で振り返ります。
大相撲春場所 全取組詳細
大相撲春場所見どころ
幕内
★豊山(3連敗を喫し)「本当なら「今日は飲みに行こうか」といきたいけどコロナですからね。ちゃんと食べて、ちゃんと寝るのがいい験直しになると思う」
- 豊山(左奥)を突き落としで破る大翔丸(撮影・鈴木みどり)
☆琴恵光(大奄美の)「中に入って相撲を取ろうと思った。相手に圧力をかけて相撲が取れたので悪くないなと。攻める気持ちを忘れずに毎日土俵に上がりたい」
- 大奄美(奥)を寄り切りで破る琴恵光(撮影・鈴木みどり)
- 英乃海(右)を寄り切りで破る剣翔(撮影・鈴木みどり)
- 千代翔馬(奥)を寄り切りで破る魁聖(撮影・鈴木みどり)
☆照強「足はしっかり出ているんで。向こう(千代大龍)は、はたいてくる力士。はたきさえついていけば勝てると思っていきました」
- 豪快に塩をまく照強(撮影・小沢裕)
- 千代大龍(左)を押し出しで破る照強(撮影・中島郁夫)
☆碧山(翠富士には先場所、肩すかしで敗れ)やりづらい相手。落ち着いて、相手を前に置いてとろうと思った。1日1日、自分の相撲をとるだけです」
★翠富士(碧山相手に立ち合い2度つっかけてしまい)「立ち合いから肩すかしを狙って失敗した。やっぱり狙いにいくものじゃないなと。何も考えずにいけれたらいい」
- 翠富士(左)をはたき込みで破る碧山(撮影・鈴木みどり)
☆明瀬山「昨日、木瀬親方(元前頭肥後ノ海)に「右を取りに行け」と言われたので取りに行った。(竜電は)まわしを引かれたら投げが強い。身長も高いので、下からいかないとダメなので下からいきました」
- 竜電(左)を寄り切りで破る明瀬山(撮影・鈴木みどり)
- 豊昇龍(奥)送り倒しで破る千代の国(撮影・鈴木みどり)
- 豊昇龍(左)を送り倒しで破る千代の国(撮影・中島郁夫)
☆翔猿「中に入っていこうと思いました。あきらめないで、どんどん前に攻めていこうと。(1分超の相撲を制し)うれしいです」
- 琴ノ若(右)を下手投げで破る翔猿(撮影・鈴木みどり)
- 琴ノ若(左)を下手投げで破る翔猿(撮影・中島郁夫)
- 輝(右)をすくい投げで破る栃ノ心(撮影・鈴木みどり)
- 輝(左)をすくい投げで破る栃ノ心(撮影・中島郁夫)
- 流血しながら土俵を下りる栃ノ心(撮影・小沢裕)
- 逸ノ城(右)を寄り切りで破る遠藤(撮影・鈴木みどり)
- 隠岐の海(右)を小手投げで破る霧馬山(撮影・中島郁夫)
- 隠岐の海(左)を小手投げで破る霧馬山(撮影・鈴木みどり)
- 隠岐の海(左)を小手投げで破る霧馬山(撮影・鈴木みどり)
☆妙義龍「(平幕でただ1人4連勝で好調の要因を聞かれ)分からない。分かっていたら苦労しない。何も変わらないですよ」
- 玉鷲(左)を引き落としで破る妙義龍(撮影・中島郁夫)
☆御嶽海「よかったと思います。(東洋大の)後輩なんで負けられない気持ちでいった。意識しました」
★若隆景(東洋大の2学年先輩、御嶽海に完敗)「当たって前みつ取ろうと思ったけど、当たってからの動きが遅かった」
- 若隆景(右)を寄り切りで破る御嶽海(撮影・鈴木みどり)
☆照ノ富士「落ち着いてまわしを取ろうと思った。立ち合いがあまり良くなかった。できればああいう体勢になりたくない。明日から気持ちを切り替えて頑張りたい」
- 照ノ富士は明生(左)を小手投げで破る(撮影・小沢裕)
☆隆の勝思い切りいって起こそうと思ったが、起きなかったんで押される場面もあったが落ち着いていけた。最後、右が入って攻め返せたんでよかったと思う」
- 志摩ノ海(右)を押し出しで破る隆の勝(撮影・鈴木みどり)
☆貴景勝「集中して明日もやっていきたいと思っている。(初黒星を喫した3日目からの修正点は)一番一番相手違うので、今日は今日で考えてやった」
- 宝富士(右)を押し出しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)
☆朝乃山「相手(阿武咲)は押し相撲なんで張って止めようと思ったが、その分出足がなかった。相撲はよくないんで反省ですね」
- 阿武咲(左)を突き落としで破る朝乃山(撮影・鈴木みどり)
☆北勝富士「(左目上付近から流血も)大丈夫です。大関は差すと強いんで、がむしゃらに当たって我慢していきました」
★正代「踏み込まれて、ちょっと焦って出て、止められたところを狙われたという感じ。もう少し圧力をかけられたら良かった。(序盤で2敗)流れ的には良くない。どこかで変えられたらいい」
- 正代(左)を押し出しで破る北勝富士(撮影・中島郁夫)
- 正代を押し出しで破った北勝富士は流血しながら引き揚げる(撮影・鈴木みどり)