新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、本場所で初めて不知火型の土俵入りを披露した。

幕内の土俵入りが終わると、西の花道から露払いの照強、太刀持ちの宝富士を従えて登場した。大きな拍手に包まれながら土俵に上がると、192センチの体格を生かして堂々と土俵入りを披露。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)直伝の不知火型で、力強いせり上がりを見せた。大きなミスもなく、1分48秒で終えた。

横綱白鵬は、宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出たため休場。照ノ富士は新横綱場所を一人横綱として迎えた。

初日は三役に復帰した小結逸ノ城と対戦する。モンゴルから同じ飛行機で来日した間柄で、かつては水入りの熱戦も繰り広げたが、5年ぶりに顔を合わせた5月の夏場所から2連勝中。1場所15日制が定着した49年夏場所以降5人目となる新横綱優勝が期待される中で、まずは横綱1勝を目指す。