大相撲の横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が1日、東京・明治神宮で奉納土俵入りを行った。新春恒例の奉納土俵入りが行われるのは、20年以来2年ぶり。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、拝観の呼びかけはなかった。

太刀持ちに宝富士、露払いに照強を従えて、照ノ富士は約1分40秒、力強い不知火型を披露した。八角理事長(元横綱北勝海)ら日本相撲協会の執行部も出席。土俵入りは社殿内で行われ、一般の参拝客も視線を送っていた。

照ノ富士が明治神宮で奉納土俵入りを行うのは、横綱推挙式も兼ねた昨年8月以来2度目だった。