翔猿と北勝富士の同学年対決は、取り直しに及ぶ熱戦となった。最後は北勝富士の辛抱強い押しに耐えられず「きつかったです。体力負けをした」と、オンライン取材でも息が上がっていた。

北勝富士とは、埼玉栄高時代の3年間でしのぎを削った。最初の一番、取り直しの2番とも互いに頭から当たり、約5100人の観客がどよめいた。星が五分に戻った翔猿は「明日につながる一番だった」と前を向いた。