大関貴景勝は本来の突き押し相撲を封印し、右四つからの寄り切りで初日を出した。

「自分の形を崩さないことを意識していきました」と言いつつ、「自分の流れで相撲がとりたい。突き押しだけではやっていけないところもある。他の攻め方もできればと思っている」と話した。先場所も8勝7敗とかろうじての勝ち越し。優勝争いに絡む大関の責務を果たすべく模索する。