大関陣は3人で計20敗と精彩を欠く。

御嶽海は阿炎に一方的に押し出され、貴景勝は宇良を押し出したと思いきや、驚異的な身体能力で残されて一足早く土俵を割った。7敗で後がない正代が、同体取り直しの一番を制して唯一の白星。最初の一番は、立ち合いで翔猿に足を取られて体勢を崩し「焦ってしまった」と冷や汗をかいた。貴景勝が6勝6敗と五分の星。7敗同士の御嶽海と正代が、13日目に直接対決する。