日本相撲協会は名古屋場所千秋楽の24日、西前頭7枚目北勝富士(30=八角)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

北勝富士と同部屋の平幕の隠岐の海が休場。関取の休場数は戦後最多を更新する23人となった。

7日目の出羽海部屋での新型コロナ感染発覚から7日連続で新たな部屋で感染者が出るなどし、多くの力士が休場となった。14日目こそ感染者の発表がなかったが、千秋楽に新たな感染者が判明。本来21番ある幕内の取組は、14日目の発表時点で16番としていたが、この日の北勝富士と隠岐の海の休場により14番とさらに減少した。幕内対十両の取組も含まれており、幕内力士同士の取組はわずか12番だけとなった。

新型コロナ関連での力士らの途中休場は12部屋目で、場所前に感染判明が判明した田子ノ浦部屋を含めると計13部屋目となった。

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