大相撲の日本協会巡業部の枝川秀樹親方(元蒼樹山、53=時津風)がこのほど、沼津市の頼重秀一市長(54)を表敬訪問し、7月30日に実施される沼津場所をPRした。コロナ禍による昨年夏の巡業再開後では、県内最初の開催となる。同市の市制100周年記念として誘致され、市内で行われるのは2014年10月以来、約9年ぶり。来月1日にグランドオープンする総合体育館が会場となる。

地元の飛龍高相撲部出の力士も凱旋(がいせん)する予定だ。枝川氏は「(同校から)強い力士が出ている。(相撲界として)うれしいこと」と話し、幕内の翠富士(26=伊勢ケ浜、焼津市出身)や十両の熱海富士(20=伊勢ケ浜、熱海市出身)の名を挙げた。見どころについてピリピリする本場所と違い「巡業の力士はリラックスムード」。大人から子どもまで楽しめるとし「1日飽きないので、ぜひ足を運んで」と希望した。

談笑では頼重氏から、大勢の市民が力士を間近で見られることに期待を寄せられた。「本場所にはない、いろいろな姿が見られる」と枝川氏。親近感を感じてほしいと願った。コロナ禍の規制緩和により、4力士との記念撮影会も行われる予定だ。沼津場所前日からは市内で「沼津夏まつり・狩野川花火大会」が開かれる。巡業の移動スケジュール次第では、花火を楽しむ力士を見られるかもしれないという。【倉橋徹也】