西前頭5枚目大の里(23=二所ノ関)は取組前に優勝の可能性が消滅し、気落ちしたように先場所に続いて大関豊昇龍に敗れた。

立ち合いから圧力をかけて寄ったが、右からの下手投げで豪快に投げ飛ばされた。「相手の方が1枚上。今場所は(上位で取る)うれしさよりも、悔しさの方が勝っている」と、今場所4敗のうち3敗は、同じ相手に連敗しており、改善できなかったことを悔やんだ。さらに来場所には、ちょんまげを結える見込みで「ざんばら優勝したかった~。悔しい!」と、本音も漏らした。

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