新弟子による前相撲が行われ、史上最小身長160センチの琴元村(15=佐渡ケ嶽)が初白星を挙げた。小柄な体を生かし、立ち合いで山田(二所ノ関)の押しをかわして送り出した。
前日14日のデビュー戦では日大相撲部出身の宮崎(境川)に一方的に押し出されていたが、2戦目にして初勝利。「自分の相撲が取れた。勝ててうれしい」と初々しく笑った。
4月に体の小さな入門志望者のための運動能力テスト「新弟子2次検査」をただ1人受検し、合格。その際は159・5センチと発表され、戦後初の「身長150センチ台の力士」誕生か、と話題になった。しかし、2日の新弟子検査の計測で160センチの“大台”に到達していた。また体重は検査時の68キロから2キロ増量。パワーアップも目指している。
目標とする力士は炎鵬(伊勢ケ浜)。167センチの小柄な体で動いて勝つスタイルはお手本で「ずっと見ていて、技を覚えています」。小学4年で出場した白鵬杯で優勝した時にテレビの取材を受け「今度は土俵の上で戦おう」と声をかけられたという。
「早く上に上がりたい。体が小さいので、まずは体を作って確実に勝てるようになります」と力強く誓った。

