東前頭4枚目の高安(35=田子ノ浦)が連日の殊勲の白星で勝ち越しを決めた。大関琴桜と対戦。左おっつけで、相手得意の右差しを封じる。逆に左を差して、抜群のタイミングで下手出し投げを打って、琴桜を土俵に転がした。8日目の横綱豊昇龍戦に続く、大関撃破となった。
「落ち着いて慌てずに自分の型を保てた。年数を重ねることにいろいろなことがわかってくる。今は相撲の醍醐味を味わっている」
大関大の里ともに1敗をキープ。確実に悲願の初優勝は視野に入ってきた。NHKの解説を務めていた兄弟子だった西岩親方(元関脇若の里)からは「もっと勝っていけば、もっと醍醐味を味わえる」とエールを送られていた。

