日本相撲協会は、大相撲秋場所が開催されている両国国技館で、同場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士が決まった(出席者は23人。過半数の12票獲得で受賞が決定)。
技能賞は無条件で小結安青錦に決まった。満票で2場所連続2度目。安青錦は新入幕から敢闘賞2度、技能賞2度で4場所連続の三賞受賞となった。新入幕からの連続三賞は、5場所連続で受賞した横綱大の里に次いで2人目となった。
殊勲賞は条件付きで候補が2人。安青錦は、ここでも候補に挙がり、豊昇龍が優勝した場合、殊勲賞としては初めて受賞することが、満票で決まった。豊昇龍が優勝した場合、安青錦は今場所2つの受賞となる。
もう1人の殊勲賞候補は前頭伯桜鵬で、千秋楽の宇良戦に勝ち、勝ち越しを決めれば初受賞となる。伯桜鵬の受賞条件をめぐっては2つが提示されて議論となり、もう1つは勝ち越しに加えて「大の里が優勝した場合」の条件もあった。23人が複数回挙手できる採決方法で、<1>勝ち越し&大の里優勝は20票、<2>勝ち越しは12票で、ギリギリ過半数の票で「大の里優勝」の条件が取り除かれる結果となった。伯桜鵬が三賞を受賞すれば、敢闘賞と技能賞に輝いた、新入幕の23年名古屋場所以来、13場所ぶり。今場所は4日目に、大の里から金星を奪っていた。
敢闘賞は無条件で前頭隆の勝に決まった。隆の勝の敢闘賞は昨年九州場所以来、5場所ぶり5度目となった。

