東序二段16枚目の毅ノ司(26=雷)が、現役最後の相撲を取り終えた。同9枚目の魁佑馬を下手投げで下し、5勝1敗。「最後は絶対に前に出て、後悔ないように取ろうと思ってやりました。もう出し切りました」とすっきりした顔で振り返った。
最高位は、2024年秋場所の東幕下48枚目。「自分の中で毎年、目標を決めてきました。それに届かず、気持ちと体が追いつかなかったので、区切りをつけようと思いました。去年、もう1年やって幕下に戻れなかったらやめようと」。3月に師匠の雷親方(元小結垣添)に思いを打ち明け、今場所限りと決めて土俵に立っていた。
14日目の朝に断髪する予定。その後は地元の静岡県富士宮市に戻り、内装業に就く。「自分は引退しますが、ここから雷部屋は伸びるので、楽しみにしていてください」と後輩たちの活躍に期待していた。【佐々木一郎】

