幕内経験者の人気力士で、西幕下17枚目の炎鵬(31=伊勢ケ浜)が、今年最後の本場所での相撲を白星で飾り「関取に戻ります」と、高らかに来年の誓いを立てた。東幕下21枚目の風の湖を、鮮やかに小股すくいで転がして5勝2敗。来場所は、関取復帰目前の幕下10枚目前後に番付を上げることを確実とした。その中で来年の抱負を問われて関取復帰を断言し「そこは必ず果たすべきこと。絶対に戻る」と、力強く続けた。

首の大けがを負い、7場所連続で休場して序ノ口から再起した。順調に番付を戻したが、7月の名古屋場所も負傷で途中休場するなど、何度も試練を受けてきた格好。回り道にも見えるが、この日、炎鵬は「毎日、成長している。日々、いろいろな気付きがあったし、今の状況でなければ気付かないこともあった。いい経験、いい勉強をさせてもらっている」と、後悔はないと言い切る。「いい稽古ができている。食らいついて、若手力士に負けないよう、まだまだやっていきたい」。この日の小股すくいも「とっさに体が動いた」というように、動きの速さも相撲センスも、幕下のレベルではないことは明白。2026年。復活だけを見据えている。

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