先場所の優勝決定戦の再現となった大関安青錦(21=安治川)と小結熱海富士(23=伊勢ケ浜)の一番は熱海富士が雪辱を果たした。安青錦は4敗となり、横綱昇進は絶望的となった。
かちあげの立ち合いから突き押しで攻勢の熱海富士に対し、安青錦は土俵際でこらえて立て直し。そのまま得意の低い態勢に入ろうとしたが、左上手をとった熱海富士が右から起こして、これを許さない。優勝決定戦と同様に安青錦が首投げを打とうとしたが、熱海富士は織り込み済みだったようで、残して両者がっぷり組み合った。こうなると体格で勝る熱海富士が前に出て土俵際で残そうとする安青錦を上手投げで下した。
過去の対戦成績は安青錦の3戦3勝、決定戦を含めると4連敗だった相手に初めて勝った熱海富士は、取組後に「勝ててうれしい。先場所の録画を何度も見ました」と話していた。

