10日目の取組で腰を負傷し、救急搬送されていた西幕下11枚目の可貴(かき、23=追手風)が、この日の東幕下15枚目の花の富士(伊勢ケ浜)戦に出場。寄り切りで敗れて、1勝5敗となった。

取組後、取材に応じた可貴は「人生初の救急車だった。いやだった」と振り返った。

2日前の峰刃戦で寄り倒された際、腰を強打して一時的に動けなくなった。意識はあったが、会場の救護担当者と話し合い、念のため救急車で病院に運ばれたという。

精密検査など全て行い、打撲と診断された。「元々は腰のヘルニアがあり、打ちどころが悪かった。左脚がしびれた状態になった」と説明。適切な処置や治療を行い、無事に中1日で復帰した。

既に負け越していたが「常に勝ち越せるとは思っていない。しょうがない。(しびれは)多少残っているが、これもいい経験と思って、次に生かしたい」と前を向いた。

可貴は昨年の名古屋場所で序ノ口デビュー。序ノ口、序二段、三段目と3場所連続で各段優勝を果たした。今場所は、西幕下11枚目でデビューから5場所目で初めての負け越しとなっている。

明日の取組