一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟の創立50周年記念式典が3日、関係者や指導者など数百人が参加して都内で行われた。50年前、27チームでスタートしたリトルシニアは現在全国で561チームが加盟。そのうち関東連盟は219チームを数える。冒頭のあいさつで関東連盟の林会長は中学生が硬式野球をプレーする環境がない中で、団体が設立された歴史を説明。エンゼルス大谷翔平が岩手・金ケ崎リトルシニア所属だったことを例に挙げ「彼がシニア時代にやっていたグラウンドのごみ拾いを今も続けることで、世界中から愛される選手になったことを誇りに思います」。プレーだけでなく人間性も豊かな選手がリトルシニアから巣立っていることを喜んだ。

 功労者への表彰とともに、現在、東練馬リトルシニアのコーチを務める元ヤクルトの宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)による特別トークショーも行われた。中学野球を始め、大学、社会人など幅広くアマ野球の指導や現場に足を運んでいるとあって、相手チームのサイン解析や伝達など、アンフェアな行為を指導するチームがあることに言及。「野球技術の上達を妨げてしまう」と、宮本氏らしい厳しい視点で指導者や関係者に語りかけていた。