◇11月27日◇埼玉・牛島球場◇準決勝、決勝

東関東支部から来年3月のヤングリーグ春季大会(岡山)に出場する2チームが決まった。優勝のつくばヤングBC(茨城)と準優勝の千葉沼南ヤング(千葉)で、それぞれ準決勝を逆転で制した。西関東支部は明日17日に決勝トーナメントが行われる予定。

 

<つくばがV>

準決勝の3回表に水戸青藍舎に3点先制されたつくばは、4回裏に逆転。なおも2死満塁で5番吉沢樹(2年)が打席に立った。肌寒くても半袖シャツの元気者だが、過去2打席は走者を置いて三振と二飛。「決めないと代えられる」と顔は引きつっていたが、萎縮しないからたくましい。フルスイングの打球は左中間への二塁打で、走者を一掃した。むき出しの腕を振り上げた勢いで、主導権を握ると6回コールドで決勝に進出。全国切符を手にした。

決勝戦と合わせて4安打7打点。最優秀選手は好救援の清水悠主将(2年)に譲ったが、優勝の立役者だった。それでも表情は浮かない。「当たりがですね…」と決勝戦3打席目の2点打がポテンだったのを、厳しいコーチにいじられた。「おもしろいやつなんです」と清水。困った顔のムードメーカーがつくばに笑顔をもたらした。

 

<千葉沼南が準V>

千葉沼南は準備と信頼で、準決勝の埼玉SP戦を制した。1回裏に2点を先制されて迎えた3回表に、相手の先発左腕をとらえた。林法明監督は「左腕対策がうまくいった」というように、センターを中心に4連打を浴びせるなど、7点を奪い逆転した。

5点リードで迎えた5回裏からエース高津凛都(2年)を投入したが、いきなり5安打を浴び4点を失った。すぐに、4得点で突き放した6回も高津を続投。「うちの背番号1ですから」という林監督の期待に応えて、残り2回で3三振を奪い締めくくった。決勝は大差をつけられながら、最終回に一矢報いた。林監督は「全員野球がうちの形。春までに全体を底上げします」と、全国大会への準備を思い描いていた。

 

◆水戸青藍舎・鈴木大晴主将(2年=自身の二塁打などで3点先制も逆転負けして)「行けると思ったところで、引き締めなければいけなかった」

 

◆埼玉SP・金澤賢吾主将(2年=大差から一転、一時は1点差に迫る粘りだったが敗退)「先制して、次の回を無失点に抑えたら1点を奪いに行くのがSPの決まりでしたが…。冬は土台から鍛えたい」

 

▽決勝トーナメント準決勝

水戸青藍舎003 000 3

つくば001 612X 10

(6回コールド)【水】長谷川、星野、小山、宮本―菊池【つ】山口、清水―小貫 [二] 鈴木大2、佐藤(水)、吉沢、山口、塚田(つ)

 

千葉沼南007 204 2 15

埼玉SP200 240 0 8

【千】吉葉、高津―武井【埼】篠原、野原、糸井、篠原、荒井―櫻井 [三] 吉葉(千)、金澤(埼) [二] 武井、平内(千)、上野、櫻井(埼)

 

▽同決勝

つくば010 104 2 8

千葉沼南000 000 2 2

【つ】野尻、清水、山口―小貫【千】村上、阿部、下川―武井 [三] 富田(千) [二] 清水2(つ)

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