23年プロ野球ドラフトで、リトルシニア関東連盟所属チーム出身者15人が指名された。選手たちは2月1日のプロ野球キャンプインに向けて、すでにプロとして始動している。各球団に指名された選手たちをピックアップ、リトルシニア時代の思い出や今後への期待などを、チーム関係者に聞いた。後編はパ・リーグです。(所属は指名時、写真はチーム提供)

【自分の信念持っている 世田谷西・吉田昌弘監督】

連絡が来たときは、自分に対して不満そうでした。慶大の主将もやって、日本代表にもなって、23年シーズンで結果を出せばいい評価を受けられたという、自分のふがいなさでしょう。ただ、指名順位は関係なく、みんな同じ土俵に上がるんで、ドラフトされてよかったね、と伝えました。

中学の頃は外野手で試合に出たり出なかったり、という選手でしたが、いいものは持っていました。お父さんがラグビーをやっておられて、体のサイズはありました。高校に行く時に、お父さん、お母さんに「普通に頑張ればプロに行ける」と話したのですが、世田谷西のレギュラーでもないのに何言っているんだろうという感じでした(笑い)。

彼の魅力は、まず体に力があること。打感も強かった。いいも悪いも、自分の信念を持っていること。性格は純粋で、いい子でした。主将をしていましたが、自分の背中を見てついてこい、というタイプ。今は自分から発信するようになったようです。

プロでは打撃が売りになるのでしょう。結果を出して、チャンスをつかんでほしい。後悔しないように、精神的にもタフにやってほしい。甘い世界ではないので、試合で自分のパフォーマンスを出せるかが勝負になると思います。