城南信用金庫(本店・東京都品川区)が事務局を務める「よい仕事おこしフェア実行委員会」は2月29日、東京・大田区の羽田空港に隣接する羽田イノベーションシティ内にある「よい仕事おこしプラザ」で藤田医科大学を運営する学校法人藤田学園と包括的連携に関する協定を締結し、締結式を行った。
城南信用金庫は信用金庫の全国ネットワークを活用して中小企業の販路拡大や事業継承など、さまざまな経営課題の解決支援に取り組んでいる。藤田医科大学は昨年10月1日、羽田イノベーションシティ内にクリニックを併設する先端医療研究センターを開設し、最先端のがん治療や再生医療、人工授精のロボット技術に取り組んでいる。この両者のネットワークを活用して地域活性化や産業振興に向けた連携を行うことを目指している。
城南信用金庫の川本恭治理事長は今後の具体的な連携内容について「今日を契機に、どんなことができるだろうということを模索していきたい」としたが「大田区は町工場の街。ここに集積した物作りの企業などとの連携で素晴らしいものを生み出そう。日本中の中小企業のみなさまと、大学をつながせていただいて何か素晴らしいものができる、そんなわくわくした気持ちがいっぱい」と期待を寄せた。藤田学園の星長清隆理事長も「大田区というのは最初に、ぱっと自分の頭にあったのは下町ロケット。レベルの高い中小企業さんがたくさん、おられる。我々は企業さんとの連携は得意とするところ。もし、できれば大田区の中小企業さんと連携すれば今までにない医療に使える機械が作れるんじゃないかという期待がある」と構想を語った。
「よい仕事おこしフェア実行委員会」と藤田学園による異色のコラボが地域課題の解決に向けた新たな「下町ロケット」の推進力として注目される。
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