昨年秋のドラフト会議を経てリトルシニア関東連盟出身の9人がプロ入りして、今日1日からキャンプインします。西武が5位で指名した行田シニア出身の横田蒼和内野手(18=山村学園)の中学時代を恩師が語ります。
行田・茂原浩一監督が語る
うちのチームの工藤誠コーチはプリンスホテルに勤務していて、当日はドラフト会議の会場にいたんです。私はスマホを握って「なかなか指名されないな…」ってやきもきしてたんですけど、工藤コーチは誰よりも早く感激の瞬間を迎えたんです。しかも、地元の西武に。子供のころからライオンズが好きでジュニアにも選ばれた球団からの指名なんて、つくづく縁があるんだと思います。
いろいろ誘われていた横田がうちに入ったのは、6歳上の兄修大さんがOBだったことと、スワローズジュニアで活躍していた横山悠捕手(山梨学院大付=今年夏の甲子園で8打数連続安打を記録)がうちを選んだからだと聞いています。この学年はたまたま10人しかいなかったんですが、なかなかのつわものぞろいで、3年の夏は日本選手権に初出場でベスト8になりました。中でも横田と横山は、どこの高校の関係者が見ても誘われるほど才能にあふれていました。
ただし最初は「横田はうまいな」と思ったことがあまりなかった。すごい勢いで伸びていった印象が強いです。同じ右投げ左打ちの石川卓コーチの指導も合ったようで、広角に強い打球が打てるようになったのが特長になったと思います。
横山は大学に進みますが、横田を刺激にして、スワローズに指名されるような捕手になったりするかもしれませんね。横田はほっといても頑張るだろうから、自分を見失わないようにって願っています。
◆横田蒼和(よこた・そうわ)2007年(平19)10月24日生まれ、埼玉県東松山市出身。全国8強に進出した行田から山村学園へ。1年から公式戦に出場し、2年夏の埼玉大会で20打数12安打。花咲徳栄の石塚裕惺(現巨人)狙いのプロスカウトの目を奪った。3年夏は投手として26イニングに登板して埼玉大会準決勝に進出した。高校通算21発。180センチ、87キロ。右投げ左打ち。背番号59。

