[ 2014年7月12日7時57分 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は11日、W杯ブラジル大会決勝(13日=日本時間14日・リオデジャネイロ)のドイツ-アルゼンチンの審判団を発表し、主審をイタリア人のニコラ・リッツォーリ氏(42)が務めることが決まった。

 副審もイタリアの2人でレナト・ファベラニ、アンドレア・ステファニの両氏が担当する。リッツォーリ氏が主審を任されるのはアルゼンチン-ベルギーの準々決勝など今大会4試合目。ドイツ勢のBミュンヘンとドルトムントが対戦した昨年の欧州チャンピオンズリーグ決勝でも笛を吹いた。

 日本の西村雄一氏が主審に指名されたのは、ブラジルにPKを与えた判定で議論を呼んだ開幕戦のブラジル-クロアチアの1試合だけとなった。12日(同13日)の3位決定戦、ブラジル-オランダで今大会2度目となる第4の審判を務める。