NMB48の山本彩(22)が20日深夜、東京・有楽町のニッポン放送で「AKB48のオールナイトニッポン」に出演し、13日に同グループからの卒業を発表した渡辺美優紀(22)との過去のケンカについて告白した。

 この日はHKT48の指原莉乃(23)、そして渡辺との3人で出演した。

 山本は、これまで何度も渡辺とケンカをしてきたと明かし「この間、撮影前にちょっと髪の毛の調子が良くなくて。前髪をこだわってセットしてたんですよ。そしたら(渡辺が)『そんなやって意味あるん。なんか変わるん』みたいな」と話した。すると渡辺は「その時はあんまり悪気はなかったんですよ。この言葉に。そしたら『もういいわ』って、すねちゃって。セットをやめちゃったんですよ」と弁明した。

 山本は「こっちとしてはちょっと何かうまくいかない時とか、時間がなかった時とかに、そのひと言がちょっときたので、そうなった」と説明した。

 他にも叫びあいのケンカもしたことがあるといい、山本が「衣装を着てリハーサルをする時があって、(渡辺と)どの衣装を着るのかで言い争いになって。これじゃない、『いやあっちの衣装って言ってたで』、いやこれやってみたいな。で、最終的に私が、いいかげんにしろよって言った」と話すと、指原は「それだけで叫びあいになるの」と驚いていた。

 リハーサル前に山本が渡辺に謝ったことで終息したといい、渡辺は「ここまで怒らせちゃったっていう申し訳ない気持ちもありつつ、こっちも引けなかった」と当時の本音を明かした。

 これには指原も「2人は全然タイプが違うのね~」と目を丸くしていた。

 番組の最後には、指原から2人に「仲良くなれた?また2人でやれば」と振られ、山本は「ああ、全然(やる)。機会があれば。怖いけど。半分本音」と返した。渡辺から「半分うそかい」と言われると、山本は「怖さっていう意味で半分」と話した。

 指原が「来週やりましょう」と提案すると、2人は「いやいやいやいや」と拒絶した。山本は「もうちょっと(卒業)間際でもいい」と話し、微妙な空気が漂ったまま番組は終了した。