AKB48を運営する株式会社AKSは7日、グループの公式ブログで、NGT48劇場前支配人の今村悦朗氏との契約を解除し、AKB48劇場支配人の細井孝宏氏の退任を発表した。

前日6日夜、元AKB48劇場支配人の戸賀崎智信氏がツイッター上に、今村氏、細井氏との酒席での3ショット写真とともに、1月に起こったNGT48メンバーの山口真帆(23)に対する暴行被疑事件について言及。「色々聞いた。みんなぐたらない」(原文まま)、「報道に惑わされないように」と投稿(現在は削除)し、ネットで批判が相次いでいた。そして、山口も、事件後にファンの前に姿を見せていない今村氏らを批判するツイートをリツイートしていた。

同社は同事件について、2月に第三者委員会を設置し、調査中。発表では「NGT48に関する事案について第三者委員会にて調査中であるにも関わらず、立場ある人間が不適切な行動をしてしまったことを、会社として厳粛に受け止め」と処分の理由を説明した。

細井氏が退任したAKB48劇場支配人のポジションは、いったん空席とするという。「この度の一連の騒動において、多くのご批判の声を頂いているところ、さらにご叱責をいただいております。こういった皆様からの声に真摯に耳を傾け、ファンの皆様にもう1度心から愛されるグループを目指し、自らを変革して参りたいと存じます。改めて不快な思いをされた全ての方に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪。元関係者もツイッターで「状況も考えず軽はずみな投稿したこと、取り返しのつかないことをしたと反省しています。」とつづった。