SKE48荒井優希(23)がプロレス本格デビュー2戦目となる6人タッグマッチで敗れ、初勝利はならなかった。

乃蒼ヒカリ(23)瑞希(26)と組んで、前回のデビュー戦(5月4日、東京女子プロレス後楽園ホール大会)で敗れた元LinQ伊藤麻希(25)率いる、上福ゆき(28)小橋マリカ(20)組と戦った。序盤は上福にエルボーをかますも、デコピン攻撃をくらうと劣勢に。伊藤が、グループの先輩でリングサイドの中継席の松井珠理奈(24)に「後輩がやられてるぞ」と挑発されるなど、3人にいたぶられた。

また中盤で再び伊藤と対し、劣勢を強いられるも、反撃し、得意のかかと落とし「Finally」もお見舞い。3カウント寸前まで追い込み、珠理奈も「惜しい! 惜しい!」と連呼されたが、2度目の「Finally」は決まらず、最後は「逆エビ固め」でギブアップした。

荒井は「初めての有観客で温かい拍手が届いて、すごいなと思いました。でも勝利まで届かず、まだまだだです。(リングサイドにいた)じゅりちゃんの前で勝ちたかったけど、少しでも成長は見せられたと思います」と話した。

次戦は17日の東京女子プロレスの後楽園ホール大会に出場が決まっているが、初のシングルマッチ(対戦相手未定)で行われることも、会見でサプライズで発表された。荒井は「えっこんな感じで発表…」と驚きながら、「助けがないのは大丈夫かな…。短い期間しかないですが、今のままでは瞬殺されるので、できることをやっていきたい」と意気込んだ。

この日は、これまでグループとしてライブのステージに立ったこともある会場で「会場に対しての緊張はなかったので、その意味ではSKEで良かった」と肝っ玉な一面ものぞかせた。