AKB48の宮崎美穂（28）が12日、自身のYouTub生配信で、同グループ卒業を発表した。

「重大発表します！」と告知し、くす玉を割り、「私AKB48を卒業します」と生報告した。

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「あー！言えたー！」とほっとした様子を見せ「ハッピーな形で報告したかったので自分でくす玉を用意して発表しました」と笑顔で話した。

宮崎は、指原莉乃（29）や北原里英（30）らと同じAKB48の5期生メンバーのひとり。12人いた5期生メンバーのうち、最後の在籍メンバーだった。

「14年間在籍しているんですけど、今日発表するにあたり、悩んだし、たくさん考えたんですけど、今日この場で卒業発表しようと思いました。驚かせてしまって、ごめんなさい」。

卒業の決め手は「次にやりたいことが明確になってきたのがきっかけだった」という。

最後の活動は2月末を予定。卒業後は韓国に活動拠点を移す予定だという。宮崎は18年の韓国アイドルサバイバル番組「プロデュース48」に出演。「自分の中で『韓国で活動したい』という夢がまだあって。プロデュース48に出て、そこで私を知って、応援してくれた韓国のファンの皆さんに直接お礼を言いたいなという気持ちが大きくなった。韓国に行ってファンミーティングだったり、直接会える機会を設けたいなと思っています」と涙ながらに願望を語った。

現在は語学を勉強中だといい「もっと完璧に韓国語を話せるようになる自分を想像していて、そこでもうワンステップアップしたいと思っています。帰ってきた時にはもちろん、もっと成長した自分を見せるつもりだし、韓国にいる間はYoutubeとかSNSを通じて日本にいる皆さんにもちゃんとコミュニケーションとるつもりでいるので心配しないでください」と呼び掛けた。

渡航時期については「今、なかなかこういう状況で難しいと思うので、落ち着いてから」とした上で、「いつからいつまでという期間をはっきりとはまだお伝えできないんですけど、そういう計画であるということは自分の口から今日お伝えしようかなと思ったので、今日お伝えしました」と話した。

卒業発表には、スペシャルゲストとして11月20日に同グループ卒業を発表した大家志津香（28）が駆けつけ、「卒業発表おめでとうー！」と花束を贈呈。宮崎は「えー待って…ありがとう」と号泣し、喜んでいた。

この日、宮崎は午後4時からYouTubeで“年末大感謝祭！！”と題し生配信を行っていた。午後8時には、「華の5期生だよ！全員集合！」コーナーで同期の北原や、石田晴香（28）内田眞由美（27）がゲストに登場しトークを繰り広げた。指原莉乃（29）も電話越しに声出演した。卒業は終盤の「みゃおちゃんねる2021総括～重大発表あります。～」のコーナーで発表した。

 

◆宮崎美穂（みやざき・みほ）1993年（平5）7月30日、東京都生まれ。愛称「みゃお」。07年にAKB48の5期生として加入。08年に正規メンバーに昇格し、シングル「大声ダイヤモンド」で初選抜入り。選抜総選挙は第1回（09年）から18→21→27→38→外→78→外→78→外→外。bayfm「柱NIGHT！with AKB48」（日曜午後11時）でMC。日刊スポーツ北海道版で連載を持つなど大の日本ハムファン。特技は、ボディボード、モノマネ、側転、吹奏楽。159センチ、血液型O。