先日、NMB48塩月希依音(19)泉綾乃(20)芳賀礼(19)龍本弥生(20)の4人を取材する機会に恵まれた。
主に、12日に発売した32枚目シングル「青春のデッドライン」の魅力や、グループが15周年を迎えたことについて聞いた。その中で、10月にグループの3代目キャプテンに就任したばかりの塩月の「観察眼」が際立っていた瞬間が何度もあった。
11月20日に卒業した2代目キャプテンの小嶋花梨(26)の後任として、メンバー46人で総選挙を実施し、立候補した6人の中から選出された。決意表明では「働いて、働いて、働いてまいりますので、これからどうぞよろしくお願いします!」と、高市早苗首相の言葉を用いていたことが印象深い。
取材の時期は11月頭、キャプテンに就任してから約1カ月のタイミングだった。4人でインタビューを行ったが、既に統率している雰囲気を持っていた。
取材中、他のメンバーが話した内容をさりげなく補足したり、まとめたり。特に際立って感じられたのが、泉、芳賀、龍本がそれぞれの強みや目標について話した後だった。
「みんなそれぞれすごく頑張っている」とし、泉については「あーのん(泉)はバキバキダンスで、ファンの人が他のグループのダンスと比較動画を出す対象になるくらい、パフォーマンスがすごい。スタイルも抜群だから、グループを代表できるくらいパフォーマンスを持っている」と話した。
龍本には「お姫様みたいなかわいらしいふんわりとした投稿が得意で、女の子が憧れるようなお洋服の着方をしている。撮影の仕方にもこだわっていて。そういう投稿を見て実際にファンになった方もたくさんいらっしゃる」と努力が身を結んでいることに触れた。さらには芳賀を「めっちゃあざとくて、国民の妹です」と表現し、「れいぽん(芳賀)と関わったらみんなが勝手にお姉ちゃん、お兄ちゃんになっちゃうような。それも1つの武器」と語った。
あまりにも詳細にメンバーの魅力やSNS投稿を語る様子に、思わず記者が驚いていると「(メンバーを)見てます!もちろん。一番のファンだと思っているくらいには、投稿をチェックしています」と笑顔を見せた。
約1カ月にして完璧な振る舞いにも見える。それについて聞くと「(8年目になる)年次ですかね」と謙遜したが、同期の泉が「最初から度胸が違う」、龍本も「キャプテンになる前から先頭に立って引っ張ってくださる存在」と話すなど、天性のキャプテンシーを持っていることが十分に感じられた。
初代キャプテン山本彩、2代目キャプテン小嶋からの系譜。「おふたりがすごいっていうのは私もメンバーも感じているし、気にしたって仕方がないというか。攻めていかなきゃ始まらないので、恐れ多いとかは、キャプテンになる前に置いてきました」と堂々と話す姿には、頼もしい、以外の表現が思いつかなかった。
記者から突然「最近の高市さんの言葉は」と聞かれても「私も韓国コスメを使っていきたいです」と完璧に対応してみせた。キャプテンの任期は1年。メンバーの様子にも、流行にも、世間にも、とても広い視野が向いている姿に、大きな期待を感じさせた。【寺本吏輝】

