HKT48チームK4が8日、博多のHKT48劇場で旗揚げ公演「シアターの女神」を行った。

 1月の結成発表後、大組閣などで始動が遅れていたが、ようやく初日を迎えた。キャプテンに就任した多田愛佳(19)は「公演が良くなるか悪くなるかは私の責任だから、私に意見をぶつけてほしい。ペナントレースもあるし、上に行きたい」とファンに呼び掛け、4月から始まったペナントレースでの上位進出を目標に掲げた。最後のあいさつでは「(レッスンで)スタッフさんにめっちゃダメ出しされた。今日もアンコールがかからなかったらどうしようと思っていた」と涙を流し、メンバーから慰められていた。

 SKE48チームEと兼任の木本花音(16)は、この公演でHKT48の一員としてデビューした。「HKT48の劇場に初めて立った。ここからの眺めは最高です。皆さんのことも1人1人、見えてますよ。みなさんと楽しい公演にしたい」。自己紹介では「のんのん、のんのん、がんばるのん!」と、デビュー当時のキャッチフレーズを披露し、歓声を浴びていた。

 これで、大組閣で決まった国内の48グループ12チームすべてが、初日公演を終えた。