ハリウッドセレブの副業として人気の香水プロデュース。人気セレブがプロデュースする香水が次々と販売される中、リアリティー番組の女王キム・カーダシアンが自身のボディーをかたどった過激なボトル入りのボディーフレグランス“KKW BODY”を発売して話題になっています。カーダシアンは自身のボディーの型を取る様子などボトルの製造過程をインスタグラムに掲載して物議を醸していましたが、「女体ボトル」と揶揄(やゆ)された香水は4月30日から米国で発売が開始されています。公式ホームページによると、トップノートはベルガモットやマンダリン、ピーチなどのフルーティーな香りで、ミドルノートはイランイランやジャスミンの甘い香り。そしてベースノートにはサンダルウッドやムスクといった異性を惹きつけるセクシャルな香りになっているとのことで、お値段は100mlで60ドル。裸体をそのままかたどり、乳首まで精密に再現したセクシーなボトルは「過激すぎる」とネットで炎上する騒ぎになりましたが、昨年は天然石からインスパイアされた神秘的なボトルで初の香水を手掛けて大成功させています。

 90年代後半にはエリザベス・テイラーらわずか10数点ほどしかなかったセレブプロデュースの香水は、今ではビヨンセやジェニファー・ロペスら多くの著名セレブが手掛ける一大ビジネスとなっています。そんな香水ビジネスで成功しているセレブたちを紹介します。

 ◆ブリトニー・スピアーズ

 2005年に初めてプロデュースした香水「ファンタジー」は、自身の女性的な部分を表現したといわれています。そして昨年発売された新作「ファンタジー・イン・ブルーム」は、ゴージャスなブーケの香りをまとっている気分にしてくれると評判。

 ◆レディー・ガガ

 2012年に初めてプロデュースした「レディー・ガガ・フェイム」は、精液と血のにおいで話題に。その2年後には第2弾となるユニセックスフレグランス「オーデ・ガガ・オーデパルファム」をリリース。

 ◆アリアナ・グランデ

 グランデがプロデュースする香水シリーズ第3弾「ムーンライト・バイ・アリアナ・グランデ」は、日本でも5月26日より発売されています。グランデの楽曲タイトルでもある「ムーンライト」と名づけられたこの新作は、月光のように輝き、角度によって色合いが変わるラベンダーカラーの幻想的なボトルが特徴。

 ◆マライア・キャリー

 エリザベス・アーデンと契約を結び、2007年に「M by Mariah Carey」を発売。その後も、1996年のシングル「フォーエバー」から名前をとった「Forever」などもプロデュースしています。

 他にもケイティ・ペリーやテイラー・スウィフト、リアーナ、セレーナ・ゴメスら歌姫やジャスティン・ビーバー、パリス・ヒルトン、アッシャー、ブルース・ウィリスら様々なセレブが香水をプロデュースしています。デパートや免税店でも多くの商品が販売されているので、旅行の際にはチェックしてみてはどうでしょう。