乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



昔は9月も秋のイメージでしたが、


近年は気温の高い日が続くからか


まだまだ残暑のイメージでした。



最近も日中は暖かいとはいえ


流石にもう10月、


半袖1枚で出歩くのは少し躊躇います。



「秋といえば」



これはこの時期毎年聞く言葉ですね。



「食欲の秋」、「読書の秋」


「スポーツの秋」



テレビで組まれる特集や、


雑誌やネットで見る中にも


「〇〇の秋」と何かと秋に絡めたものが


多いです。



なぜこんなにも〝秋〟にこだわるのか。



皆さんそう思ったことはないですか?



調べてみると、



「食欲の秋」は人間が秋になると脂肪を


蓄えようとする本能が働くからとか…



「読書の秋」は韓愈という文人が


詠んだ秋を題材にした詩を、夏目漱石が


作品に取り上げたことがきっかけとか…



「スポーツの秋」は1964年に開催された

東京オリンピックが


10月に開催されたからとか…



それぞれなるほどなと


納得する理由が出てきました。



ただ林は言いたい。



他の季節でも替えが効くのでは?と。



林からするとスポーツは


汗を流すからか夏のイメージが強いですし、


食欲は冬が一番だと思ってます。



正直なところ、「スポーツの夏」「食欲の冬」


でも全然成り立つと思うんですよ。



だから何故そこまで


秋にこだわるのか考えたんですね。



そこで一つの仮説が生まれました。



「秋だけ個性がないから(小声)」



いや、個性はあります。


どんなものにもあります。



ただそれが他の季節に比べて


弱いからなのではと思ったわけです。



まず夏と冬はわかりやすく


季節がはっきりしているじゃないですか。



めっちゃ暑いしめっちゃ寒い。



「春夏秋冬どれが1番好き?」という


質問と同じくらい「夏と冬どっちが好き?」


って聞かれること多いと思うんです。



それぐらい季節を表す上で


夏と冬は重要な存在なんですね。



それから春。



春は出会いと別れの季節と言いますよね。



卒業式や入学式、進級をしたりと


何かと始まりごとが多いです。



それに比べて秋はどうでしょう。



秋じゃないとダメなことってなんだろう


と思ったときにあまりピンとこないんですね。



もっと言うと、



春休み、夏休み、冬休みとあって


なぜ秋休みはないんだと。



中には秋休みがある学校もありますし、


シルバーウィークなんかは


秋休みとも捉えられます。



でも大々的に「秋休みお出かけスポット!」


なんて言われることないじゃないですか。



やっぱり秋は他の季節に比べて主張が


弱めだから、「〇〇の秋」に


されがちなんじゃないかなと思いまして。



勿論良いところは沢山あるんです。



ただ他と比べるとどうしても弱いというか。



ただそんな秋も大好きなんですね。



夏から秋に変わるときの匂い、

秋から冬に変わるときの匂い。



季節を跨ぐときの秋の匂いが凄く好きです。



しかしこれ以上話していて、



「じゃあ結局好きなのは夏の終わりと


冬の始まりの匂いなんじゃないの?」



となってしまうと


秋が不憫でならないので止めておきます。



皆さんはどの季節が1番好きですか?

(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)