NHK井上樹彦会長(68)が17日、都内の同局で行われた定例会見に出席した。会見冒頭で自ら話したのは、開催中のサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会について。15日にNHK総合で生中継した1次リーグ日本-オランダ戦で、解説を務めた本田圭佑(40)を絶賛した。
井上会長は冒頭で「解説とアナウンサーの実況が、試合展開と連動しながら、一体感を生み出して、視聴者に強い印象と感動を与えたと思っております。解説では、本田さんご自身の言葉による率直なコメントが非常に印象的で、視聴者の皆さんにも、大いに共感いただけたのではないかと思っています。NHKの中継を、大変魅力的なものにしていただいたと思って、感謝しております」と、高い評価を口にした。さらに「選手目線のストレートな語り口は、視聴者の皆さんにも、親しみやすい解説だったのではないかと思っております。今回の初戦の本田さんと小宮山さんの実況は、本当に私も素晴らしいと思いました」と続けるなど、称賛の嵐だった。
また、NHKはXや放送などで「本田語録」として、生中継中に本田が発したコメントを特集した。「1にガクポ、2にガクポ、3にガクポ」など、特に印象的なコメントを集めて短く編集して映像化したり、試合の配信映像とリンクする形で、何分何秒に本田がどういったコメントをしたか分かりやすく一覧表にしたり。NHK発で「本田語録」として、広く拡散した。
これについて井上会長は「このコンテンツを最大化する試みとして『本田語録』という(特集は)私は非常に評価したいと思います。まさに視聴者が、あの試合を配信や放送で見た人が『本当に本田さんの話はおもしろかった』と(思ったとしても)、試合を全て見返す時間はない。ちょうどサッカーのゴールシーンのハイライトと一緒ですよね。『本田解説』のエッセンスを、もう1回見て、それでまた、同じように感動した人たちと、気持ちを共有したいという視聴者の思いに応える、非常にサービスとしては短い時間で、そういったことを含めて対応できたというのは、NHKがより視聴者に近い感覚で放送、配信に取り組んだ証しではないかと評価しています」と力説した。試合後も大きなムーブメントを起こし、話題を提供できたことに対し、制作チーム、担当スタッフも称賛していた。



