乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



考えの行き違いや、任された仕事の不手際



その要因のほとんどが

説明不足によるものではないかと思う。



情報を解読する力や速さは

年齢や性別でなく個人差だ。



これをわかっていても

ついつい我々は自分のものさしで測り、

他人も同じだろうという推測のもと

行動してしまう。



このものさしの

基準が合う人同士で仕事ができたら、

それはもうテレビドラマ顔負けの

最強バディが誕生するんだろう。



でも、現実的に考えて

同じものさしを持つ人というのは

限りなく少ないし、

集団で動く仕事に思いやりは必須だ。



中でも何かを説明する際に

「前提」を用いるのは不親切だと思う。



「〇〇については分かっている前提で」



分かっていても、

そのことに自信があるかと聞かれれば

言葉が詰まる。



分からない場合も「前提」とされている以上、

聞き返すのは失礼に感じる。



自分より立場が上の人に

「前提」と言われてしまったら

飲み込むしかない。



何度も繰り返し言われていることであれば、

改めて説明されるのは

逆にしつこく思うだろう。



しかし、

その場にいる全員がそうとは限らないし、

丁寧な説明によるデメリットはない。



大切なことであれば尚更伝えるべきだ。



「〇〇については分かっている前提で」

ではなく



「〇〇については分かってると思うけど

もう一度説明するね」



とするべきだと思う。



極端に言えば、初めて聞いた人でも

こなせるくらいでなければ、

その説明は説明不足だ。



できるだけ多くのものさしを持って

行動すること。



全人類が心がけることができたら もっと地球は丸くなる。 


(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)