乃木坂46でイラストが得意なメンバーの1人、賀喜遥香(18)が、日刊スポーツに自作の塗り絵を寄せてくれました。テーマは今日5月5日の「端午の節句」。新型コロナウイルス感染拡大を受け、自宅などにとどまるファンに向けてメッセージも伝えた。

「端午の節句」をテーマにした賀喜遥香の塗り絵
「端午の節句」をテーマにした賀喜遥香の塗り絵

端午の節句は、男の子のイメージが強いと思うのですが、今回は女の子も描いてみました。2つ下に弟がいて、昔から5月5日には弟のお祝いをしていて、かぶとを飾ったりしていたんですけど、実は調べてみたら、「こどもの日」だし、女の子もお祝いする日だったんですね。だから男の子のほうにはかぶとをかぶせて、鯉(こい)のぼりを持たせて、女の子は上品で可憐(かれん)な子を描きました。

5月だし、本当はワンピースの柄をあやめの花にしようかなと思っていたんですけど、そこは皆さんが塗っていただく時に、お好きな柄を加えていただければと。女の子は、私の頭の中で、ちょっとあやめん(筒井あやめ)をイメージしたキャラクターですね。

鯉は、鯉のぼりになる鯉たちを描きました。あと、やっぱりかしわ餅はどこかしらに絶対入れたかったので(笑い)。

いつから絵を描き始めたかは自分じゃ覚えていないんですけど、お母さんには「物心ついた時から、暇さえあればずっと絵を描いていたね」って言われました。すごく小さい時とかは、アンパンマンが好きで、ひたすら全部のキャラクターを描いていましたね。学校でも美術の成績はずっと5でした。他の教科はムラがあっても、美術だけは昔から良かったですね。

今は、握手会やライブができず、ファンの方にも会うことができなくて、心苦しい部分もあります。ただ、焦って、急いで再開させるのも良くないと思います。それまではこの塗り絵にチャレンジしていただいて、完成したら見せてほしいです! 完成した塗り絵は、SNSなどに「#かっきーぬりえ」と添えて投稿していただけたらうれしいです! 私も塗って、どこかでお見せします。我慢した分、解放された時に楽しいことが待っていると信じて、今は皆さんと一緒に頑張って耐えていきたいなと思っています!【構成・横山慧】

イラストが得意な賀喜遥香
イラストが得意な賀喜遥香

◆賀喜遥香(かき・はるか)2001年(平13)8月8日、大阪府生まれ、栃木県出身。18年11月加入の4期生。愛称「かっきー」。「8月8日8時生まれ、8に愛された女」が決めぜりふ。166センチ。血液型A。