野球のことなら私におまかせ! 乃木坂46黒見明香(22)が、3月5日から開幕するWBCへ挑む侍ジャパンへエールを送った。選手のデータやエピソードを余すことなく書き記した「黒見ノート」は通算14冊目に到達。野球への愛と知識は、アイドル界随一だ。ノートを開き、今大会の展望を熱く語った。【寺本吏輝】
★全選手分完成
「黒見ノート」には既に今大会を戦う侍ジャパン全選手分のページが完成している。過去最多9人のメジャーリーガーを含め戦うチームに「ピッチングがいいイメージの中で、打撃でもすごいパワーを見せられるチームになっているんじゃないかなと思います」と心を躍らせた。
MLB中継のリポーターも務めた経験から、海外チームへの見識も深い。「MLBのスター選手ばっかりです。アメリカは(アーロン)ジャッジ(ヤンキース)がキャプテンで、PCA(ピート・クローアームストロング、カブス)もいます。PCAは(昨年の)東京シリーズで見させていただいて、それからより怖い選手になったと感じています」と解説に熱が帯びた。
そんな強豪相手に勝つためには「1点でも多く取る、というのが作戦になってくるのかな。まず打たないといけないと思います」と分析。さらに「相手はホームランバッターのイメージが強いですが、巧打、足が速い選手も多いので、つながれるとあっという間にランナーがたまってしまう。MLBは23年からベースのサイズが大きくなり盗塁も積極的になったので、バッテリーミスなども減らせたらいいなと思います」と流れるように語った。
★投打キーマン
連覇をかけて戦う侍ジャパン。投打のキーマンを1人ずつ挙げると、投手には鋭く独特なスライダーを操るプロ4年目、曽谷龍平(オリックス)を選んだ。絶賛成長中の左腕は「まだまだ魅力が多い選手。高校時代や地元の友人がずっと応援してくれているというお話もされていました。これからいろんな面が知れるかなと思うので、それも楽しみです」。活躍への期待とともに、ノートにペンを走らせる構えも万全だ。
打者では、前回大会の23年以降、継続して代表に名を連ねている牧秀悟内野手(DeNA)を選び「(24年の)プレミア12で取材させていただいた際、『侍ジャパンでの経験をいろんな若手選手に伝えていきたい』とお話しされていました。本当に明るい性格を持っていて、野球に対して真面目な方なので、コミュニケーションをとる上で選手間のつなぎ役になると思います。打撃もそうですし、チームとしての絆でもキーになりそうです」と取材経験に裏打ちされた絶大な信頼を寄せた。
「23年のWBCはチーム全員で勝ち取った優勝でした。今回も大谷(翔平)選手(ドジャース)などスター選手がたくさんいて、これからもっといろんな方に知っていただける選手もたくさんいるので、選手同士のコミュニケーションやチーム全員で戦ってる姿をぜひ見てほしいです」と呼びかけ、「チーム全員で勝ち上がって優勝してほしいです」とエールを送った。
★独自スタイル
配球や守備隊形などコアな要素も網羅しつつ、ノートを書く際には「野球を知らない方でも、例えば好きな食べ物やアニメが同じだからと興味を持ってもらえるのがすごくうれしいので、新たな一面を探すように意識しています」と独自のスタイルを確立。限られた時間の中で「調べまくって球団公式のYouTubeや選手のSNSを見たり、他球団の選手とコミュニケーションが生まれる姿を見たり」と飽くなき探究心を持ち知識を蓄える。積み重ねたノートは、たゆまぬ努力の証し。今大会も、野球とアイドルをつなぐ架け橋となる。
◆黒見明香(くろみ・はるか)2004年(平16)1月19日、香港生まれ。東京都出身。18年8月「坂道合同オーディション」合格後、坂道研修生を経て20年2月に4期生として乃木坂46に加入。早実卒の現役早大生。163センチ。血液型O。








