「TOHJIRO」名義でも活躍したAV監督で映画監督の、伊藤智生さんが17日、亡くなった。
21日、妻で、女優として一世を風靡(ふうび)した朝岡実嶺がXで公表。豪快に笑う伊藤さんの写真とともに「夫、TOHJIROこと伊藤智生が、7月17日に旅立ちました。葬儀は故人の意向により、近親者のみで無事に執り行いました。夫の人生は、皆様からの温かい応援と、素晴らしい仲間に恵まれた本当に幸せなものでした。これまで皆様からいただいたたくさんの愛に、心より感謝申し上げます。突然のご報告となり、また限られた形での見送りとなりましたことをご容赦ください。これまで本当にありがとうございました。令和8年7月21日 妻 朝岡実嶺」と記された。
伊藤さんは25年の3月にステージ4の肺がんと診断されたことを公表し、闘病していた。朝岡は6月に「とてもとても大切な人と映画を作りました。タイトルは『StageIV』」「昨年の3月にステージ4の肺がんと診断された私の夫で映画監督の伊藤智生と私の物語です」と伊藤さんと作品づくりをしていたことを報告していた。伊藤さんも自身のXで「最後に大好きな映画作りに没頭出来て、幸せだった。映画『Stage4』は、俺と朝岡実嶺の全てが詰まっている。絶対観て下さい!」とつづっていた。6月26日には特別完成試写会を行ったことも報告。朝岡はその後もXで、夫婦のショットを投稿していた。
伊藤さんは1956年生まれ、東京出身。高校在学中に円谷プロに座り込みで仕事を志望し、美術部で働く。横浜放送映画専門学院を卒業後、88年に初の監督作品「ゴンドラ」を公開。89年、初めてAVを撮影し、AV監督「TOHJIRO」を名乗った。01年には自社AVメーカー「Dogma(ドグマ)」を設立。SMなど独自の作品を展開し、AV界の巨匠として知られるようになった。



