夏木マリ(62)が8日、キャリア44年で初めてとなる全国ライブハウスツアーを東京・渋谷のTSUTAYA O-nestでスタートさせた。「死ぬまで発展途上。新人の気持ちで楽しみたい」と、18公演を行うツアーへの意気込みを語った。ライブでは、ツアーのために書き下ろした斉藤和義作詞作曲の新曲「Player」や、ファンのリクエストに応えて椎名林檎の「罪と罰」を歌ったり、自分のヒット曲「絹の靴下」も披露。観客120人の中から質問を募った悩み相談コーナーも実施した。

 「本気だけど遊ぶようにしていきたい」といい、自分を「プレーヤー」と呼ぶ。「私が歌ってる人だと分からない人もたくさんいると思う。クラブに来る感じでぜひ来てほしい」と話した。