歌手菅原やすのり(本名菅原保徳)さんが、4日午前7時に急性骨髄性白血病で都内の病院で亡くなっていたことが8日、分かった。70歳だった。この日、東京・平和島の平和の森公園で開催され、菅原さんが出演予定だった「第4回8・8地球歌の日コンサート」の終演後に集まった1000人のファンに報告された。故人の遺志で、この日のコンサート終了まで伏せられた。7日に家族葬が行われた。

 菅原さんは今年1月に急性骨髄性白血病と診断され、仕事を休んで抗がん剤治療を続け、この日の復帰を目指していた。コンサートの冒頭に妻で食育研究家の菅原明子さん(68)が「医師の判断で、今日の復帰を見送った」と報告。コンサート全てが終了してから、亡くなったことを明かした。