初出場の乃木坂46は、感激の面持ちでリハーサルに臨んだ。メンバー37人全員で立ち位置などを確認し、「君の名は希望」を歌った。センターポジションに立った生駒里奈(20)は「いつもとまったく違う空気感と緊張感。37人全員の顔と歌を日本中に届けられるのはうれしいです」と話した。西野七瀬(21)は「おばあちゃんとおじいちゃんも喜んでくれたので、2人のことを思いながら頑張りたい」と笑顔を見せた。

 この日が20歳の誕生日だった生駒は、紅組藤あや子のバックダンサーも務めた。過密スケジュールの合間に、本紙からのささやかなケーキで記念撮影。「20歳になっても、色っぽさはなかなか出せないのですが、成人として責任感を持って生活していきたいです」と抱負も語った。その後行われた藤のリハーサルでは、セクシーなチャイナドレス姿で、あでやかな舞を精いっぱい踊っていた。